EU、フランスの財政改革が不十分なら制裁も=欧州委員

欧州連合EU)のモスコビシ欧州委員(経済・財務担当)は23日、
フランスの財政赤字削減と経済改革の取り組みが満足いく
内容ではない場合、制裁が必要かもしれないとの見解を示した。

欧州委員会は今週、フランスの経済改革と
財政再建の取り組みについて判断を示す予定。

モスコビシ氏はテレビ局フランス2に対して、
「われわれが良い形で合意することを望む。
良い合意は常に悪い制裁より優れている」
と述べた上で、「ただ、合意がなければ制裁が
必要となるかもしれない」とした。

また、フランスが進める様々な職種の自由化に向けた
法改正は正しい方向へ進む第一歩だが、一段の取り組みが
必要だと指摘した。

モスコビシ氏は前フランス財務相