仏政府、EU財政規律達成期限の2018年までの延長を要請=独紙
仏政府は財政赤字の対GDP比率を3%以下に
引き下げる期限を現在設定されている2015から
3年先延ばしにし、2018年とするよう要請した。
独ハンデルスブラット紙が
欧州委員会筋の話として報じた。
EU規定で上限が3%と定められている財政赤字の
対国内総生産(GDP)比率について、欧州連合(EU)
財務相は2013年、フランスがこれを達成する期限を
2015年まで2年延期することで合意した。
ただ、仏政府はこれまで2017年まで
達成できないとの立場を繰り返し示していた。
ハンデルスブラット紙の報道に関して、
仏財務省からコメントは得られていない。
大統領府の関係者は、うわさには
コメントしないとの立場を示した。