近い将来、インフレ圧力受けた利上げの可能性も=フォーブス英金融政策委員

イングランド銀行(英中央銀行BOE)金融政策委員会
(MPC)のフォーブス委員は24日、インフレ圧力などにより
利上げが「近い将来」必要になる可能性はあるが、現時点では
金利据え置きが望ましいとの意見を表明した。

フォーブス委員はこの日の演説で、インフレ率の回復や
資産バブル、個人消費や貯蓄水準によるリスクはいまのところ
「穏やかで、管理可能」だと指摘。

「これらの傾向は、注視する価値がある」と述べた。

さらに「いずれの要因も、近い将来の金融引き締めの際に
考慮に入る可能性がある。ただ、現段階で政策金利
変更に値するほどではない」と話した。