ドイツ連邦銀行(中銀)は23日に公表した月次報告書で、
ユーロ圏は加盟国が債務不履行に陥った場合への対応策を
整えておく必要があるとの見解を示した。
独連銀は「金融危機と国家の債務危機は
まだ収束していない」とし、「ユーロ圏は、
加盟国が債務不履行に陥るとの極限的な状況に
耐えられるようにしておく必要がある」とした。
ドイツ経済については、内外の需要にけん引され、
景気は第2・四半期も引き続き改善すると予想。
「独経済は2014年終盤に予想外に大きく拡大した後、
今年第1・四半期も力強く成長したとみられる」とし、
「第2・四半期に入っても、経済活動は力強く成長する
兆しが出ている」とした。