麻生太郎財務相は24日午後の参院財政金融委員会で、
為替相場の急激な変動は一般が迷惑するとし、日銀には
その調整を踏まえた対応を期待すると述べた。
大塚耕平委員（民主）の質問への答弁。
麻生財務相は、日銀による大規模な金融緩和の
結果として円安が進行していることに関連して
「円安はいい面もあれば、円高の方がいい場合も
ある」とし、為替はファンダメンタルズに沿って
「ゆっくりだけど確実」な動きが重要との認識を示した。
その上で、為替が「急に上がったり、下がったり
するほど一般が迷惑する」と述べ、日銀に対して
「その調整も踏まえた対応を期待する」と語った。
