米当局、英HSBCなど外銀3行の危機対応計画を非難

米連邦準備理事会(FRB)と米連邦預金保険公社
FDIC)は23日、仏銀BNPパリバ、英銀ロイヤル・
バンク・オブ・スコットランドRBS)、英銀HSBC
提出した2015年の危機対応計画について、改善が
必要だと指摘した。

各行は次の危機時に公的資金の援助を受けることなく
破綻処理を実行するための計画「リビングウィル
(生前遺言)」の作成を義務付けられている。

FRBFDICは今回、3行の計画が過度に
楽観的だとして「大幅な改善」が必要だと指摘。

改善されなければ規制措置を発動するとした。

FRBFDICは昨年8月、国内大手11行が提出した
2014年のリビングウィルについても、同様の言葉で
非難した経緯がある。