米株高は企業の競争力要因、妥当性ある=シーツ財務次官

財務省のシーツ次官(国際問題担当)は24日、
同国の株式相場の上昇は企業の競争力や革新性が
向上しているためで妥当性があるとの見方を示した。

シーツ次官は、国内で開催された海外投資に
関する会議で「株式市場におけるミクロ
経済活動は非常に魅力的だ」と発言した。

同国の株式相場は2007〜2009年の
低迷期から力強く上昇している。

次官は、長期金利が低水準で推移している
時期に株価が上昇することは珍しいと指摘。

「だが、特にわが国の基本的なマクロ・
マイクロ経済の実像をみれば妥当であると
考える」と述べ、「わが国には優秀で競争力と
革新性のある企業が多く、競争力や収益性は
マクロ経済指標に表れている。それが株式の
バリュエーションにも反映されている」と話した。