債務の減免、断念していない=ギリシャ財務副大臣

ギリシャのマルダス財務副大臣は30日、政府は
債務を返済可能な状態にするための再交渉を
断念していないと表明した。

現地紙Naftemporikiのインタビューで
明らかにした。

マルダス副大臣は「解決策は明白だ。債務元本の減免
(ヘアカット)か返済期日の延長だ。でなければ、
生産や輸出を増やすか、金利を引き下げるしかない」
と述べた。

ギリシャの公的債務は現在、2014年の国内総生産
GDP)の177%以上に達している。

今年1月に成立したチプラス政権は、ユーロ圏に
対する債務の大半について減免を要請すると公約に
掲げていたが、最近数週間にわたり政府は資金の
枯渇問題に見舞われており、債権者との協議に
集中している状態となっている。