2015-04-16 米経済、大半地区で拡大、ドル高や原油安が重し=FRBベージュブック 米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した 12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、 米経済は2月中旬から3月末にかけて、大半地区で 拡大を続けた。ただ、ドル高や原油価格の下落、厳しい寒波が 製造業の重しになったとの指摘もあり、原油安に 伴う解雇も複数地区で確認された。地区別では、リッチモンドやシカゴなど5連銀は 「緩やか」に、ニューヨークなど3連銀は 「小幅」に拡大した。一方、クリーブランドは「わずかな成長」にとどまり、 他の3連銀は経済活動が拡大か安定していた。