米経済、大半地区で拡大、ドル高や原油安が重し=FRBベージュブック

米連邦準備制度理事会FRB)が15日発表した
12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、
米経済は2月中旬から3月末にかけて、大半地区で
拡大を続けた。

ただ、ドル高や原油価格の下落、厳しい寒波が
製造業の重しになったとの指摘もあり、原油安に
伴う解雇も複数地区で確認された。

地区別では、リッチモンドやシカゴなど5連銀は
「緩やか」に、ニューヨークなど3連銀は
「小幅」に拡大した。

一方、クリーブランドは「わずかな成長」にとどまり、
他の3連銀は経済活動が拡大か安定していた。