2015-04-16から1日間の記事一覧

中国証券監督当局トップ、株高で投資家に警戒要請

中国証券監督管理委員会の肖鋼委員長は16日、 最近の株価の上昇をめぐり、投資家に「冷静」かつ 「理性的」になるよう呼びかけた。特に新規の投資家は市場の急変を 経験していないことを認識する必要があると述べた。また、中国株に投資しなければ乗り遅れる…

中国、7%成長の達成容易でない、一段の元安望まず=李克強首相

中国の李克強首相は、今年の成長率について、 7%を達成することは容易ではないとの見解を 明らかにした。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日報じた。李克強首相は、FT紙とのインタビューで 「我が国の経済が依然として、下方圧力を 受けていることは…

原発ゼロでも安定供給へ、「今夏、節電目標設けず」=経産省

経済産業省は16日の有識者による検証小委員会で、 大手電力9社の今夏の電力需給見通しを提示した。原発が2年連続でゼロとなる場合でも、火力発電所を フル稼働させ、全社が需給安定に最低限必要な供給余力を 確保する。経産省は節電の数値目標を 3年連続で設…

カナダ中銀金利据え置き、景気持ち直すと予想

カナダ中銀(中央銀行)は15日、政策金利の 翌日物金利を0.75%に据え置いた。同時に、原油価格の急落を受け、第1・四半期の 経済成長率予想を1.5%からゼロ%に 下方修正したものの、エネルギー以外の 輸出や労働市場の改善に伴い、景気は 持ち直すとの見通…

米FRB、スムーズな利上げに自信=NY連銀高官

ニューヨーク連銀の市場グループ責任者、 サイモン・ポッター氏は15日、適切な時期が 来たらスムーズに利上げを行うことができると 米連邦準備理事会(FRB)は自信を持っている、 と述べた。一方、投資家がどのように反応するのか 不透明な部分もあるため、…

米経済、大半地区で拡大、ドル高や原油安が重し=FRBベージュブック

米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した 12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、 米経済は2月中旬から3月末にかけて、大半地区で 拡大を続けた。ただ、ドル高や原油価格の下落、厳しい寒波が 製造業の重しになったとの指摘もあり、原油安に 伴…

ギリシャを1段階格下げ=米S&P

米格付け会社S&Pは15日、金融支援交渉が 難航しているギリシャの格付けについて、 投機的水準の「Bマイナス」から「CCCプラス」に 1段階引き下げたと発表した。S&Pは同国に関し、大幅な経済改革や 追加支援がなければ、債務は持続不可能と指摘。見通しは「弱…

ギリシャへの新規支援資金、月内支払いは非現実的=ドイツ報道官

ドイツ財務省の報道官は15日、ギリシャへのユーロ圏諸国の 新規支援資金が月内に支払われると考えるのは非現実的との 見方を示した。同報道官は「ギリシャと交渉中だ。改革リストがそろっても、 スタッフレベル合意と呼ばれるもので、支援プログラム条件に …

ギリシャ支援、24日ユーロ圏会合で合意する見込み薄い=独財務相

ショイブレ独財務相は15日、欧州連合(EU)などの 対ギリシャ金融支援について、24日にラトビアのリガで 開かれるユーロ圏財務相会合で、支援条件である 経済改革について合意する見込みは薄いと述べた。ギリシャ政府と国際債権団は、24日のユーロ圏財務相会…

ECB総裁「景気に勢い」、量的緩和を完全実施

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は15日、ユーロ圏の 景気は勢いを増し回復の裾野も広がっているとの認識を 示す一方、3月から開始した量的緩和(QE)プログラムを 縮小、短縮することはないとして、完全実施すると表明した。市場では、ユーロ圏に景気回復の兆…

欧州中銀、金利据え置き、緩和策を堅持=景況感は改善

欧州中央銀行(ECB)は15日に定例理事会を開き、 ユーロ圏19カ国の主要政策金利を史上最低の0.05%に 据え置くことを決めた。3月から始めた量的緩和策によるユーロ安や、 原油安を受けてユーロ圏の景気見通しは改善。ECBは景気の足取りをさらに確かにし、デ…

デフレ心理の転換進む=黒田日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は15日、東京都内で開かれた 信託大会であいさつし、「賃金や企業の価格設定にも 変化がみられている」と述べ、今春闘で大企業を 中心に相次いだベースアップや商品値上げの 動きなどを踏まえ、人々のデフレ心理の転換が 進んでいるとの見方…

金融緩和、2%達成まで継続を、歳出抑制も急務=OECD対日報告

経済協力開発機構(OECD)は15日、対日経済審査報告書を発表した。 日銀は2%の物価目標が安定的に達成されるまで金融緩和を 続けるべきと提言する一方、財政への信認が弱まれば 金利上昇を引き起こす恐れがあるとし、社会保障費を 中心とした歳出抑制の必要…

日銀の政策に限界、構造改革は中銀の管轄外=OECD事務総長

経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は15日、 日銀の黒田東彦総裁は景気回復への支援で良い仕事を したと評価する一方、金融政策には限界があると指摘した。記者会見で述べた。また日本が停滞から脱することができれば、 円は中長期的に上昇するとの見…

デトロイトなどの破綻、より広範囲な問題の前兆=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は14日、 デトロイトやストックトン(カリフォルニア州)の 財政破綻について、現在の債券格付けが示唆するよりも、 問題がより広範囲に及んでいることを示す前兆とも 考えられると指摘した。地方自治体の破綻について定め…

米FRB公定歩合、4地区連銀が引き上げ主張=議事録

米連邦準備理事会(FRB)が14日公表した 公定歩合会合に関する議事録で、フィラデルフィア、 カンザスシティー、ダラス、クリーブランドの 4地区連銀が引き上げを提案していたことが分かった。4連銀は公定歩合を0.75%から 1%に引き上げることを提案。3月17…

最近の外為動向、日本・欧州経済を支援=IMF見通し

国際通貨基金(IMF)は14日に公表した 最新の世界経済見通しで、このところの 外国為替相場の動きは、特に日本と欧州の 経済の支援要因となり、世界経済全体の 押し上げ要因になるとの見方を示した。IMFは日本の2015年の成長率予想を1.0%、 2016年を1.2%と…