ドイツ銀行に制裁金25億ドル、LIBOR不正操作問題で最高額

ドイツ銀行は、LIBORロンドン銀行間取引金利)など
主要金利の不正操作問題をめぐり、英米当局に
25億ドルを支払うことで合意した。

同問題で当局と和解したのは8行目で、
制裁額はこれまでで最高となった。

制裁金25億ドルの内訳は、ニューヨーク(NY)州当局に
6億ドル、米商品先物取引委員会(CFTC)に8億ドル、
米司法省に7億7500万ドル、英金融行動監視機構
FCA)に3億4400万ドルとなっている。

FCAによると、少なくとも
同行の従業員29人が関与。

大半はロンドンだが、独フランクフルト、
東京、ニューヨークの拠点にも存在していた。

NY州金融サービス局によると、ドイツ銀は不正行為を
行った従業員を解雇し、独立の監視体制を設置することにも
同意した。