ドラギECB総裁、ギリシャ銀行への支援継続を表明

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、ギリシャの銀行は
支払い能力があり適切な担保を有している限り緊急流動性支援
(ELA)を利用できるとの見解を示した。記者会見で述べた。

その一方でギリシャ国内の預金流出や債権団との
交渉難航などにより、ギリシャ国債の利回りは
2012年の債務再編時以来の高水準となっている
と指摘した。

総裁は「利回りが上昇するほどボラティリティーが
高まり、担保(価値)が損なわれる」と述べた。