オズボーン英財務相は20日、欧州連合(EU)は
過剰な規制によって世界経済から取り残される
リスクを冒していると述べ、EUからの離脱を
めぐる国民投票を前に改革を求める考えを示した。
同相は英国産業連盟が主催した夕食会で、
「大陸(EU)はルールや規制、金融サービス法、
形式主義により、世界経済から逸脱する価格付けを
した将来に向けて夢中歩行している」と述べた。
キャメロン英首相は総選挙での勝利を受けて、
EU離脱の是非を問う国民投票を2017年末までに
実施する方針。
国内の企業経営者には主要な貿易相手である
欧州へのアクセスを失うのではないかとの
懸念も高まっている。