9月の利上げあり得る、米経済次第=NY連銀総裁

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、英フィナンシャル・
タイムズ(FT)紙とのインタビューで、米経済が
引き続き改善すれば、9月の利上げの可能性もある一方で、
引き締め再開を12月まで待つこともあり得るとの考えを
示した。

総裁は「9月に利上げを決定しても衝撃ではない。
もしくは、経済指標が若干弱くなり、待つことを
決めたとしても衝撃ではない」と述べた。

第2・四半期の成長率が2.5%に達し、第3・四半期も
ほぼ同水準が見込まれるようになれば、年内の確実な
利上げに向け、米連邦準備理事会(FRB)のインフレと
雇用目標がかなりの前進を遂げたと考えることができる
と語った。

総裁はまた、ギリシャ情勢が引き続き
「かなりのワイルドカードだ」と述べた。