ギリシャは今後も、ユーロ圏の頭痛の種に=フィンランド外相

フィンランドのティモ・ソイニ外相は、ギリシャ
ユーロ圏にとって今後数十年にわたり頭痛の種に
なるとの見方を示し、国際通貨基金IMF)に対して
新しい金融支援にも参加するよう求めた。

ソイニ外相は17日、公共放送のYLEとのインタビューで
「残念ながら、ユーロ圏がこのまま続く限り、われわれは
この問題に直面し続けることになろう」と述べた。

ソイニ外相は「完全な債務減免は問題外だと考えている。
ドイツも反対している。(償還期限、利回りなど)
他の要因については交渉の余地がある」と話した。

外相はIMFに支援への参加を求めているが、IMF
ギリシャの負担を軽減するため債務軽減を要請しており、
第3次支援に参加するかどうかは現時点で不透明。

外相が所属するフィン人党はユーロ懐疑派であり、
外相自身もギリシャ支援に異論を唱えている。