ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長
(オランダ財務相)は20日、ギリシャで解散総選挙が
行われることにより改革の実施に遅延が出ないことを
望むと述べた。
同議長はロイターに対し電子メールで送付した声明で、
「ギリシャがユーロ圏に対するコミットメントを
維持することが重要となる」とし、「ギリシャ議会で
新プログラムと一連の改革案に対する広範な支持が
示されたことを覚えている。解散総選挙が行われることで、
ギリシャ新議会で一層の支持が得られることを望んでいる」
と述べた。
ギリシャのチプラス首相はこの日、
解散総選挙の実施を表明。
大統領に辞表を提出した。