中国経済、半年間は大幅鈍化、米利上げは最速で12月=仏経済相

フランスのマクロン経済相は25日、
中国の経済成長は最近の混乱により半年間は
大幅に鈍化する可能性が高いと述べた。

さらに、これによって米連邦準備理事会(FRB)の
利上げ時期は早くても12月になるとの見方を示した。

マクロン経済相は、ベルリンで記者団に対し
「経済成長は大幅に鈍化するだろう」と述べ、
「今後6〜8カ月、中国は非常に困難な状況と
なるだろう」と話した。

さらに、米国での利上げについては「これらを受け、
FRBのイエレン議長は9月には利上げに踏み切らないと
予想する。そもそも議長にその意向はなかったが、
これで完璧な名目ができた」と述べた。

経済相は、中国経済の問題によりユーロが上昇し、
欧州にとって「多少のハンディキャップが生じる」
との予想も示した。