人民日報、中国経済に対する西側の悲観的な見方に反論

中国共産党の機関紙である「人民日報」は26日付の紙面で、
同国経済に対する海外からの悲観的な見方に対する反論を
展開した。

同紙は「中国の声」を意味する
ペンネーム「鐘声」で論評記事を掲載。

「世界の一部では、中国の経済モデルがいわゆる終焉を
迎えているとか、中国は水面下で金融危機に陥っている
といった性急な意見が出ている」と主張した。

さらに「中国人民は無論、西側諸国のこういった
差別的な思考には驚かなくなっている」と述べる一方、
2000年代前半にドットコム・バブルが弾けた際、
米国の経済学者などはいまほど警鐘は鳴らさなかった
とやゆした。

そして「中国は包括的な改革の推進に対し、
これまでにない勇気をささげている。世界も、
わが国に対する見方を改革する必要がある」と
主張した。