台湾中銀、2009年以来初の利下げ

台湾の中央銀行は24日、政策金利
1.875%から1.750%に引き下げた。

世界経済の成長鈍化を理由に挙げた。

台湾中銀が利下げするのは
2009年以来初めて。

台湾中銀の彭准南・総裁は記者会見で、
現在の金融政策は「緩和的」との認識を示した。

今回の利下げによって企業・消費者の借り入れコストが
低下し、需要が押し上げられることを期待していると述べた。

総裁は「利下げで需要が刺激されるよう望む」とする一方
「金融政策の影響は、それほど速やかには実体経済
及ばない」と指摘した。