中国経済の減速、独輸出業者の業況感に影響してない=IFO

独IFO経済研究所のエコノミスト、クラウス・
ボールラーベ氏は24日、中国経済の減速は
現時点でドイツ輸出業者のセンチメントを
圧迫していないとの認識を示した。

「われわれは、輸出業界の先行き期待が若干落ち込んだ
と予想していたが、実際には若干改善した」と語った。

独自動車大手フォルクスワーゲンVW)のディーゼル車が
米国の排ガス規制を不正に逃れていた問題について、
今回のIFO調査結果にはその影響は反映されておらず、
来月の結果にマイナスの影響が表れる可能性があると
指摘した。

ここ数週間、ドイツに入国している多数の難民が
小売り部門を底上げしており、特に日用品の販売が
押し上げられていると指摘。

スーパーの売上高は明らかに伸びており、
今後も継続する見通しだと述べた。