量的緩和拡大に言及するのは時期尚早=ラウテンシュレーガーECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は28日、
ユーロ圏経済が緩やかに回復するとの予測に変更はないと発言、
量的緩和の拡大について協議するのは時期尚早だとの認識を示した。

ミラノで開催されたイベントで述べた。

同専務理事は「私の意見では、量的緩和拡大の
具体策について話すのは早すぎる」とし「以前に
述べた通り、基本シナリオに変更はない」と述べた。

VWの排ガス不正問題、ドイツ政府「事前に把握せず」
ドイツ運輸省報道官は28日、同国の自動車大手
フォルクスワーゲンVW)によるディーゼル車の
排ガス不正問題について、ドイツ政府は報道されるまで
問題を把握していなかったと述べた。

報道官は会見で「報道されて初めて不正について知った。
このシステム(違法ソフト)の使用は事前に
把握していなかった」と説明した。

また、ディーゼル車の排ガス量をドイツの法律の
範囲内に抑えるための計画を提出するようVW
求めていることについて、連邦自動車庁(KBA)が
計画の提出期限を10月7日に設定したことを確認した。