ECB、資産買い入れ拡大の必要性を12月理事会で検討=ドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、現行の
資産買い入れプログラムが世界経済の鈍化に
対応可能か、買い入れ拡大が必要かどうかを
次回の理事会で判断する方針を明らかにした。

ドラギ総裁は、イタリアのミラノで開催された
イベントで「世界経済が鈍化する中、われわれは
(買い入れプログラムが)中期的な物価安定を
阻害する要因を防ぐのに効果的かどうかを
分析する必要がある」と発言。

「効果的でないとの確信に至った場合は、目的を
達成するために(プログラムを)強化する方法を
検討することになる」と述べた。