米国債入札、外国中銀の10年債落札額が約4年ぶり高水準

財務省が23日に公表した国債入札データによると、
11月初旬に実施された入札では、外国中銀の10年債落札が
約4年ぶり高水準となった。

米利上げ再開が見込まれる中、ドル資産の
需要が高まっていることが示された。

外国中銀の10年債落札額は80億1200万ドルと、
10月の51億6100万ドルから増加、86億2700万ドルを
記録した2011年8月以来の高水準を記録した。

海外投資家の3年債落札額は49億9900万ドル。

前回の41億8100万ドルから増加した。

30年債落札額は15億1800万ドルと、
前回の17億9900万ドルから減少した。

大手投資ファンドの落札額は88億6800万ドルと、
前回の92億8600万ドルから減少した。

銀行、年金基金、国内債券ディーラーの
落札額は240億ドルだった。