2016-01-04 ■ 金融政策、必要なら思い切った対応=黒田日銀総裁 日銀の黒田東彦総裁は4日、生命保険協会の 新年の会合で挨拶し、金融政策の運営に関して 「必要と判断すれば、さらに思い切った対応を 取る用意がある」と述べ、2%物価上昇目標の 早期実現に向けて追加緩和も辞さない姿勢を 強調した。物価情勢について黒田総裁は「基調としては 着実に改善している」と指摘。その上で「今年はこうした前向きな動きが 持続的なものとなるかどうか日本経済にとって 正念場だ」と語った。