昨年12月の金融政策決定会合、追加緩和の議論なし

日銀は3日、昨年12月17、18両日に開いた
金融政策決定会合の議事要旨を公表した。

それによると、金融政策運営について「物価の
基調は着実に改善を続けており、現時点で調整は
必要ない」との認識で一致。

次の会合に当たる1月29日に決めた追加の
金融緩和についての議論は、この時点では
なかった。

1月の会合では初のマイナス金利
導入を柱とした追加金融緩和を決めた。

この決定が年明け以降の株安・円高を受けて
急浮上した措置だったことが裏付けられた格好。