円、114円台で下げ渋り

17日の外国為替市場では、
円が対ドルで下げ渋っています。

前日の海外市場では、円が下値を
窺う展開となり、対ドルで一時114円台後半に
下落しました。

さすがに、同水準では円を買い戻す動きが出て、
円は113円台後半に切り返す動きを見せています。

原油価格動向、世界の経済動向など、
依然として材料が多い中で、一本調子に
円を売る雨動きはなくなっているようです。

ドルを買い上げる動きは限定的で、
円を売る動きも114円台に入ると
乏しくなっています。

3月には欧州が利下げを決定するとの見方が
強まる一方、米国の利上げは足元の材料を
見る限り難しいとの声がある中で、円の下値は
限定的との声が出ています。

目先は円は、115円に下落するか否か、
逆に113円を超える円高が進むのか否かが、
今後の方向を占う材料になると思います。