世界経済の判断引き下げ 中国減速、米欧に弱さ=2月の月例経済報告

石原経済再生担当相は25日、2月の月例経済報告を提出した。
それによると、世界経済の判断は「弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復している」とし、昨年8月以来半年ぶりに下方修正した。
また、中国経済の減速に加え、堅調だった米欧の企業部門に弱めの動きが出てきたことを踏まえた。
一方、国内についても「海外経済の不確実性の高まり」を先行きの懸念材料に挙げ、新興国や資源国経済の減速が日本経済を押し下げるリスクに警戒感を示した。
現状は「このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とし、前月までの判断を据え置いた。