ドル円は113円台央で小動き
週明けの外国為替市場は、週央のECB理事会を前に、
様子見気分が広がり、全般的に小動きに推移しています。
ドル円は、朝方、113円台後半で取引が始まった後、
じりじりと円買いが強まり、113円台央で小動きと
なっています。
ユーロ円は124円台前半での動きとなっています。
前週末発表された米雇用統計では、非農業部門の
新規雇用者が市場の事前予想を上回るものに
なりましたが、時間当たりの賃金が予想を
下回ったことが、ドル買いの障害になりました。
本来なら、ドルはもっと買われても
おかしくはないのですが、今回は時間当たり賃金が
さえなかったことが、ドルにとってのマイナス材料に
なっています。
今週は、ECB理事会を睨みながら、一進一退の
動きが続くものと思われます。