今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

先週は、日米で金融政策を決定する会合が開催されましたが、
どちらも金融政策は据え置きとなりました。

日銀には緩和期待がありましたが、米国は利上げは
ないとの読みが支配的となりました。

結果は、日本も米国も据え置きとなったことで、
金融市場に与える影響は少なかったと思います。

ただ、米国の金融政策の影響度が強く、米国が利上げを
実施しないとなると、ドル売りが強まる動きとなりました。

やはり、米国の金融政策の影響は、変更をしてもしなくても、
大きかったということになりそうです。

この中、今週も各国の経済指標の発表で、将来の金融政策の
変更がどうなるのかを慎重に見極める動きとなりそうです。

米国では
【21日】
2月の米中古住宅販売件数(予想年率換算531万件、前回547万件)

【22日】
1月の米住宅価格指数(予想前月比0.5%上昇、前回0.4%上昇)
3月のリッチモンド連銀製造業指数(予想マイナス1、前回マイナス4)

【23日】
2月の米新築住宅販売件数(予想年率換算51.0万件、前回49.4万件)

【24日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回26.5万件)
2月の米耐久財受注(予想前月比2.5%減、前回4.7%増)
2月の米耐久財受注除輸送用機器(予想前月比0.3%減、前回1.7%増)

【25日】
10〜-12月期の米GDP確報(予想前期比年率1.0%増、前回1.0%増)
10〜-12月期の米個人消費確報(予想前期比年率2.0%増、前回2.0%増)
10〜-12月期の米GDPデフレーター確報(予想前期比年率0.9%上昇、前回0.9%上昇)
10〜-12月期の米コアPCEデフレーター確報(前回前期比年率1.3%上昇)

欧州では
【22日】
2月のスイス貿易収支(前回35.1億スイスフランの黒字)
3月の独Ifo景況感指数(予想105.7、前回105.7)
2月の英消費者物価指数(予想前年比0.4%上昇、前回0.3%上昇)
2月の英小売物価指数(予想前月比0.4%上昇、前回0.7%低下)
2月の英生産者物価指数(予想前年比1.2%低下、前回1.0%低下)
2月の英財政収支(前回118億ポンド黒字)
3月の独ZEW景気期待指数(予想5.0、前回1.0)
3月のユーロ圏ZEW景気期待指数(予想13.6)

【23日】
3月のユーロ圏消費者信頼感速報(予想マイナス8.0、前回マイナス8.8)


【24日】
3月の独製造業PMI速報(予想50.8、前回50.5)
3月の独サービス業PMI速報(予想55.2、前回55.3)
3月のユーロ圏製造業PMI速報(予想51.4、前回51.2)
3月のユーロ圏サービス業PMI速報(予想53.4、前回53.3)
2月の英小売売上高(予想前月比1.0%減、前回2.3%増)

【25日】
3月の仏消費者信頼感指数(前回95)
10〜12月期の仏GDP確報(前回前年比1.4%増)

日本では
【25日】
2月の全国消費者物価指数(予想前年比0.3%上昇、前回横ばい)
2月全国消費者物価指数コア(予想前年比0.1%上昇、前回横ばい)
3月の東京都区部消費者物価指数コア(予想前年比0.1%低下、前回0.1%低下)