ドル円は108円台後半で小動き

3日の外国為替市場では、米雇用統計の発表を
控える中で、小動きに終始しています。

前日のNY市場は、米利上げについて否定的な
見方が広がったことやOPEC総会で減産が
実施されなかったことなど、リスク回避の
円買いが強まり、一時円は対ドルで
108.50円付近まで上昇した。

円は対ユーロ、対英ポンドなど、
対欧州通貨でも堅調な動きを見せました。

英国のEU離脱国民投票を前に、EU離脱の可能性が
強まっているのではないかとの見方が出て、
ユーロや英ポンドが軟調な動きになりました。

ただ、今晩発表される米雇用統計を
見極めたいとの見方から、動意は細っています。

市場では、非農業部門の新規雇用者が市場予想を
下回るのではないか、そんな見方もドルの上値を
抑制しているとの声も聴かれています。