米早期利上げ観測強まり、ドル上昇

9日の外国為替市場は、FRB高官の発言で、早期の
米国利上げ観測が強まり、ドルは対円で一時103円台に
上昇した。

その後も102円台後半でドルが
しっかりで推移しています。

この日は、北朝鮮が核実験を行ったことを受け、
当初はリスク回避のドル売り・円買いが強まる
動きが見られましたが、その後は、朝鮮半島
緊張激化は円売り材料との読みから、円が
売られる動きが出ました。

その後、相次いでFRB高官の発言が出る中で、
早期利上げ派の声が高まる中で、為替、
株式市場は、早期の利上げを織り込む形で
ドルが上昇、株価は下落しました。

この流れは、FOMCまで続くものと思われます。

とりあえず、今回は利上げ派の発言が
市場に支持されたということになっています。