米利上げ「かなり早期」に、来月も視野=米FOMC議事要旨

米連邦準備制度理事会FRB)は22日、追加利上げを見送った
1月31日、2月1日の連邦公開市場委員会FOMC)の議事要旨を
公表しました。

それによると、多数の参加者が、景気が予想通りか、
それ以上に拡大すれば「かなり早期」の利上げが
適切になると指摘し、3月半ばの次回会合での決定も
視野に入れていることが分かりました。

一方、参加者らはトランプ政権の政策の規模や
影響について「大きな不確実性がある」と強調し、
拡張的な財政政策で景気が上振れするリスクとともに、
ドル高進行などによる下振れリスクがあるとの見解が
示されました。

議事要旨によると、大半の参加者が経済は堅調に
推移しているとして、緩やかな利上げが妥当と述べました。

2、3人は「次回にも」可能と述べ、早期の決定によって、
景気が悪化した際の対応余地が広がると説明しています。