今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

トランプ米大統領の発言で上下していた金融市場ですが、
これからはやや落ち着いた動きが出てくるものと思います。

ただ、その行動が見極めにくいだけに、突発的な発言で
乱高下する可能性はゼロにはならないと思います。

この中、米国では週末に雇用統計が発表されます。

3月の利上げが意識される中で、失業率、新規雇用者数が
予想の範囲内に収まれば、利上げに対する期待感が一段と
強まるものと思います。

この中、欧州ではECBの政策金利を決定する会合が
開催されますが、今回も政策の変更はないとみています。

米国では
【6日】
1月の米製造業受注指数（予想前月比1.0％上昇、前回1.3％上昇）

【7日】
1月の米貿易収支（予想470.0億ドルの赤字、前回443.0億ドルの赤字）
1月の米消費者信用残高（予想190.00億ドル増、前回141.60億ドル増）

【8日】
2月の米ADP全国雇用者数（予想18.5万人増、前回24.6万人増）
10〜12月期の米非農業部門労働生産性確報（予想前期比年率1.5％上昇、前回1.3％上昇）
10〜12月期の単位労働コスト確報（予想前期比年率1.5％上昇、前回1.7％上昇）
1月の米卸売売上高（前回前月比2.6％増）

【9日】
2月の米チャレンジャー人員削減予定数（前回前年比38.8％減）
最新週の新規失業保険申請件数（前回22.3万件増）
2月の米輸入物価指数（予想前月比0.1％上昇、前回0.4％上昇）

【10日】
2月の米失業率（予想4.7％、4.8％）
2月の米非農業部門雇用者数（予想18.5万人増、前回22.7万人増）
2月の米平均時給（予想前月比0.3％増、前回0.1％増）

欧州では
【7日】
1月の独製造業受注（予想前月比2.7％減、前回5.2％増）

【8日】
1月の独鉱工業生産（予想前月比2.7％上昇、前回3.0％低下）
2月のスイス消費者物価指数（前回前年比0.3％上昇）

【9日】
2月の英RICS住宅価格（予想24％増、前回25％）
2月のスイス失業率（前回3.7％）
欧州中銀金融政策発表

【10日】
1月の独経常収支（前回240億ユーロの黒字）
1月の独貿易収支（予想141億ユーロの黒字、前回187億ユーロの黒字）
1月の英鉱工業生産（予想前月比0.5％低下、前回1.1％上昇）
1月の英製造業生産（予想前月比0.7％低下、前回2.1％上昇）
1月の英貿易収支（予想111.00億ポンドの赤字、前回108.90億ポンドの赤字）

日本では
【8日】
2月の景気ウォッチャー調査現状判断DI（予想49.5、前回49.8）
2月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI（前回49.4）
1月の国際収支経常収支（予想2700億円の黒字、前回1兆1122億円の黒字）
1月の国際収支貿易収支（予想8152億円の赤字、前回8068億円の黒字）
10〜12月期のGDP2次速報（予想前期比年率1.6％増、前回1.0％増）
10〜12月期のGDPデフレーター2次速報（予想前年比0.1％低下、前回0.1％低下）

【10日】
1〜3月期の景況判断BSI大企業全産業（前回3.0）
1〜3月期の景況判断BSI大企業製造業（前回7.5）

その他では
【7日】
豪中銀政策金利発表