トランプ発言でドル売りに

13日の外国為替市場では、ドル円相場は
108円台後半とドルが下落しました。

前日のNY市場で、トランプ米大統領
ドル高過ぎると発言したことや、金利は低い方が
望ましいと述べたことから米長期金利が低下し、
日米金利差の縮小からドル売りが強まりました。

東京市場でもこの流れを継いで、ドルは軟調に推移。

ドルは一時108.75円付近まで下落、
その後も108.80円付近で推移しています。

ユーロ円は116.10円前後、英ポンド円は136.60円前後、
ドル円は82.40円前後と円高値圏で推移しています。

市場では、シリアリスクや北朝鮮リスクが
浮上している中で、今度はトランプ米大統領
ドル高牽制の発言を行ったことで、リスク回避の
円買いの動きが強まったと指摘する声が出ています。

市場では、緩やかな円高にとどまる限り、
日本サイドからの円高けん制発言は出ないと
指摘する声も出ており、目先はドル売り要因を
こなしながら、ドルの下値・円の上値を
意識する展開が続くと読む声が出ています。