ユーロは119円台前半で推移
25日の外国為替市場では、ユーロ円相場は
119円台前半で推移しています。
前日はフランスの第1回大統領選挙で、親欧州連合
(EU)で中道系のマクロン前経済相が極右の国民戦線の
ルペン党首を抑えて得票首位となったため、欧州政治の
不安定化が後退し、ユーロが急伸しました。
この流れを受けて、ユーロは高値圏で推移しています。
市場では、5月7日に行われる決選投票では、マクロン氏が
大統領に選出されるとの見方が強く、ユーロの不透明感は
払拭されるとの声が出ています。
ドル円相場は109円台後半で推移しています。
引き続き北朝鮮情勢が大きな材料になっており、北朝鮮が
暴発するか否か、見極める動きが続いています。
市場では、万が一北朝鮮が暴発、あるいは米国が先制攻撃を
仕掛けた場合には、大きな動きが出てくると指摘する声が多く、
建軍記念日の25日を注意深く見守っている状態です。
英ポンド円は140円台前半で、豪ドル円は83円前後で推移しています。