今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

東京市場は、ゴールデンウィーク入りとなるため、
例年海外勢の思惑的な動きで市場が荒れることがあります。

特に、週末には米国で雇用統計が発表されることで、
この中身が市場の事前予想と違うと、相場が大きく
振れることが過去にあったので、要注意かと思います。

今はドル買いが優位になっていますが、逆の動きと
なった場合には、相場が大きく荒れる可能性は強いと考えます。

とは言え、引き続き経済指標より、地政学的リスクが
相場の大きな材料になりそうで、北朝鮮、米国の動きが
要注意となりそうです。

また米国ではFOMCが開催されますが、今回は
政策金利の変更はないと考えています。

ただ、FOMC後のFRB高官の発言には注意が必要かと思います。

次の利上げに向けて、どんな判断をしているのかを
見極める材料になると思います。

米国では
【1日】
3月の米個人所得(予想前月比0.1%増、前回0.3%増)
3月の米個人消費支出(予想前月比0.2%増、前回0.1%増)
3月の米コアPCEデフレーター(予想前年比1.6%上昇、前回1.8%上昇)
4月の米ISM製造業景況指数(予想56.5、前回57.2)
3月の米建設支出 (予想前月比0.4%増、前回0.8%増)

【3日】
4月の米ADP全国雇用者数(予想17.5万人増、前回26.3万人増)
4月の米ISM非製造業景況指数(予想56.0、前回55.2)
FOMC政策金利発表

【4日】
4月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比2.0%減)
3月の米貿易収支(予想452.0億ドルの赤字、前回436.0億ドルの赤字)
最新週の米新規失業保険申請件数(前回25.7万件)
1〜3月期の米非農業部門労働生産性速報(予想前期比年率横ばい、前回1.3%上昇)
1〜3月期の米単位労働コスト速報(予想前期比年率2.5%上昇、前回1.7%上昇)-
3月の米製造業受注指数(予想前月比0.6%上昇、前回1.0%上昇)

【5日】
4月の米失業率(予想4.6%、前回4.5%)
4月の米非農業部門雇用者数(予想19.3万人増、前回9.8万人増)
4月の米平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.2%増)
3月の米消費者信用残高(予想140.00億ドル増、前回152.06億ドル増)

日本では
【2日】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3月15、16日開催分)

欧州では
【2日】
4月のスイス製造業PMI (予想58.1、前回58.6)
4月の英製造業PMI(予想54.0、前回54.2)
3月のユーロ圏失業率(予想9.4%、前回9.5%)

【3日】
4月の独失業率(予想5.8%、前回5.8%)
4月の独失業者数(予想1.1万人減、前回3.0万人減)
4月の英建設業PMI(予想52.0、前回52.2)
1〜3月期のユーロ圏GDP速報(予想前年比1.7%増、前回1.7%増)
3月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比4.2%上昇、前回4.5%上昇)

【4日】
ノルウェー中銀政策金利発表
4月の英サービス業PMI(予想54.6、前回55.0)
3月の英消費者信用残高(予想13億ポンド増、前回14億ポンド増)
3月のユーロ圏小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.7%増)

その他では
【2日】
豪中銀政策金利発表