ドル、113円台後半でもみ合い

10日の外国為替市場では、ドル円相場は
113円台後半でもみ合いとなっています。

米国の利上げ観測が高まる中で、ドルは対円で
114円台に上昇する動きが見られましたが、
その後は地政学上のリスクが高まったとの見方から、
ドルが下押しされる動きを見せました。

しかし、ドルの下値ではドル買いも厚く、
その後は113.80円前後で推移しています。

ユーロ円は123.90円前後、英ポンド円は147.30円前後、
ドル円は82.80円前後で推移しています。

市場では、韓国の新大統領が喜多町との対話を
どのような方法で行うのか、米国との会談は
どのように行うのか、朝鮮半島の緊張感に
どのような対処をするのかを見極めたいとの声が出ています。

この中、日韓関係については、北朝鮮への対応が
固まらなければ、先には進みにくいと指摘する声が多く、
当面は日韓関係は冷え込んだままとの読みが支配的となっています。