米FRB公定歩合議事要旨、9連銀が6月に引き上げ主張

米連邦準備理事会(FRB)が11日公表した公定歩合会合の
議事要旨によると、6月13〜14日開催の米連邦公開市場委員会
FOMC)を前に、12地区連銀中9連銀が引き上げを求めていた
ことが分かりました。

FRBは6月会合で、FF金利の誘導目標を25bp引き上げ、
公定歩合も1.75%に引き上げました。

公定歩合を1.5%に据え置くよう主張したのは、
ミネアポリスセントルイス、ニューヨークの
3連銀のみとなります。

また、公定歩合の引き上げを主張した連銀からは、
労働市場の引き締まりが「時間とともに物価圧力の
押し上げに寄与する公算が大きい」との指摘が上がりました。