今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では年内の利上げを巡って経済指標の動きが
大いに気にかかるところです。

物価の上昇が鮮明にならないと、利上げは難しい
との見方が強まるものとみています。

それ以上に、大きな問題は米朝対決です。

今は小康状態となっていますが、米韓軍事演習が行われれば、
再び北朝鮮から強硬発言が出てくる可能性があります。

グアム沖への北朝鮮のミサイル打ち込みが銀実のものとなる
怖さがあります。

また、バルセロナで起きたテロは、欧州を中心に不安感を
一段と強めることになりそうです。

また、米国内では差別主義を巡るトランプ大統領の発言の
ぶれが米国内を二分する危険があります。

国内、国際的にも米国は不透明感を増しています。

金融市場は、これらの動きを睨みながら、
不安定な動きとなると見ています。

欧州では
【21日】
7月の英財政収支(前回63億ポンドの赤字)

【22日】
7月のスイス貿易収支(前回28.1億スイスフランの黒字)
8月のユーロ圏ZEW景気期待指数(前回35.6)
8月の独ZEW景気期待指数(前回17.5)

【23日】
8月の仏製造業PMI速報(前回54.9)
8月の仏サービス業PMI速報(前回56.0)
8月の独製造業PMI速報(前回58.1)
8月の独サービス業PMI速報(前回53.1)
8月のユーロ圏製造業PMI速報(前回56.6)
8月のユーロ圏サービス業PMI速報(前回55.4)
8月のユーロ圏消費者信頼感速報(前回マイナス1.7)

【24日】
8月の仏企業景況感(前回108)
4〜6月期のスイス鉱工業生産(前回前年比1.3%低下)
4〜6月期の英GDP改定(前回前年比1.7%増)

【25日】
(独) 4〜6月期の独GDP確報(前回前年比0.8%増)
8月の仏消費者信頼感指数(前回104)
8月の独IFO景況感指数(前回116.0)

米国では
【22日】
6月の米住宅価格指数(前回前月比0.4%上昇)
8月の米リッチモンド連銀製造業指数(予想10、前回14)

【23日】
7月の米新築住宅販売件数(予想年率換算61.3万件増、前回61.0万件増)

【24日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回23.2万件)
23:00 (米) 7月の米中古住宅販売件数(予想年率換算556万件、前回552万件)

日本では
【25日】
7月の全国消費者物価指数(前回前年比0.4%上昇)
7月の全国消費者物価指数生鮮食品除く(前回前年比0.4%上昇)
8月の東京都区部消費者物価指数生鮮食品除く(前回前年比0.2%上昇)

【25日】
7月の米耐久財受注(予想前月比5.9%減、前回6.4%増)
7月の米耐久財受注除輸送用機器(予想前月比0.5%増、前回0.1%増)