今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

各国とも、足元の自国経済の状況を見極める姿勢を
強めており、経済指標の中身が注目されます。

米国では、物価指標の行方に注目が集まります。

年内の利上げを占う大きな材料になると思います。

この中、英国では中銀の金融政策の発表があります。

今回も金融政策は据え置きが予想されています。

ECBは来月には金融政策の変更につながる動きを
見せると思いますが、英国はこの動きに追随する
可能性は少ないとみています。

やはり、英国のEUからの離脱が英経済に与える
影響の大きさが、英国の利上げを阻む材料になると
考えます。

日本では
【11日】
7月の機械受注(予想前月比4.1%増、前回1.9%減)
7月の第3次産業活動指数(予想前月比0.1%上昇、前回横ばい)

【13日】
7〜9月期の景況判断BSI・大企業全産業(前回マイナス2.0)
7〜9月期の景況判断BSI・大企業製造業(マイナス2.9)

【14日】
7月の鉱工業生産確報(前回前月比0.8%低下)

欧州では
【12日】
8月の英消費者物価指数(予想前年比2.8%上昇、前回2.6%上昇)
8月の英小売物価指数(予想前年比3.7%上昇、前回3.6%上昇)
8月の英生産者物価指数(予想前年比3.1%上昇、前回3.2%上昇)

【13日】
8月の英失業率(前回2.3%)
8月の英失業者数(前回0.42万人減)
7月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比横ばい、前回0.6%低下)

【14日】
8月RICS住宅価格(予想横ばい、前回1%上昇)
スイス中銀政策金利発表
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
トルコ中銀政策金利発表

【15日】
7月のユーロ圏貿易収支(前回266億ユーロの黒字)

米国では
【13日】
8月の米生産者物価指数(予想前月比0.3%上昇、前回0.1%低下)
8月の米生産者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%低下)

【14日】
最新週の新規失業保険申請件数(予想30.0万件、前回29.8万件)
8月の米消費者物価指数(予想前月比0.3%上昇、前回0.1%上昇)
8月の米消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%上昇)

【15日】
9月の米NY連銀製造業景況指数(予想18.00、前回25.20)
8月の米小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.6%増)
8月の米小売売上高 除自動車(予想前月比0.5%増、前回0.2%増)
8月の米鉱工業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.2%上昇)
8月の米設備稼働率(予想76.8%、前回76.7%)
9月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報(予想95.2%上昇、前回96.8)
7月の企業在庫(予想前月比0.2%増、前回0.5%増)