米ワシントンで開催された20カ国・地域(G20)財務相・
中央銀行総裁会議が13日昼(日本時間14日未明)、
2日間の討議を終え、閉幕しました。
会議では世界経済が安定成長にあることが確認されました。
ただ、議長国ドイツのショイブレ財務相は閉幕後の記者会見で
「慢心は過ちだ」と述べ、想定外のリスクへの警戒を呼び掛けました。
G20は改めて、適切な金融・財政政策、構造改革を講じる方針を
確認し、ショイブレ氏は会見で「世界の成長が力強い間に
構造改革、財政健全化を進めるべきだ」と訴えました。
G20は7月に首脳宣言を採択しており、今回の財務相会議で
共同声明は発表しませんでした。
麻生財務相は衆院選のため欠席し、黒田日銀総裁と
浅川財務官が出席しました。