ドル円は112円台後半で小動き

16日の外国為替市場では、ドル円相場は
112円台後半で小動きとなっています。

発表された米経済指標は、12月の利上げを
後押しする材料となりましたが、米税制改革法案の
行方や商品市場の下落を睨んでリスク回避の動きが
強まり、ドルは対円で小甘い動きを見せました。

この流れを受けて、朝方はドル円は112円台後半で
取引が始まり、その後も同水準を中心に小動きが
続いています。

市場では、リスク回避の動きを意識され始めていることで、
ドルの下押しには注意したいとの声も出ていますが、
12月の米利上げ確度が高まったとの読みから、一方的に
ドルが売られる動きはないとの声も聞かれています。

ドル円は112.95円前後で、ユーロ円は133.10円前後で、
英ポンド円は148.80円前後で、豪ドル円は85.90円前後で
小動きとなっています。