今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

経済指標の積み重ねがその国の経済力を
反映するもので、それが金融政策に響くことで、
為替市場にとっては、大きな材料になるわけです。

それ以外にも地政学的リスクが大きな材料に
なりますが、北朝鮮と韓国の対話が始まることで、
足元では北朝鮮リスクは大きく減退している
可能性が大きいと考えます。

あとはエルサレム、そしてテロの問題が意識されます。

今週発表される経済指標で、金融市場が
大きく振られる可能性は少ないと見ていますが、
それでも予想対比でのずれには注意をしたいと
考えています。

欧州では
【8日】
11月の独製造業受注(予想前月比横ばい、前回0.5%増)
12月のスイス消費者物価指数(予想前年比0.8%上昇、前回0.8%上昇)
11月のユーロ圏小売売上高(予想前月比1.3%増、前回1.1%減)
12月のユーロ圏消費者信頼感確報(予想0.5、前回0.5)
12月のユーロ圏経済信頼感(予想114.7、前回114.6)

【9日】
15:45 (スイス) 12月のスイス失業率(予想3.2%、前回3.1%)
11月の独鉱工業生産(予想前月比1.8%上昇、前回1.4%低下)
11月の独経常収支(予想263億ユーロの黒字、前回181億ユーロの黒字)
11月の独貿易収支(予想213億ユーロの黒字、前回189億ユーロの黒字)
11月のユーロ圏失業率(予想8.7%、前回8.8%)

【10日】
11月の英鉱工業生産(予想前月比0.4%上昇、前回横ばい)
11月の独製造業生産(予想前月比0.3%上昇、前回0.1%上昇)
11月の独貿易収支(予想110.00億ポンドの赤字、前回107.81億ポンドの赤字)

【11日】
11月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.6%上昇、前回0.2%上昇)

米国では
【8日】
11月の米消費者信用残高(予想177.50億ドル増、前回205.19億ドル増)

【10日】
12月の米輸入物価指数(予想前月比0.4%上昇、前回0.7%上昇)
11月の米独卸売売上高(前回前月比0.7%上昇)

【11日】
12月の米生産者物価指数(予想前月比0.2%上昇、前回0.4%上昇)
12月の米生産者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.3%上昇)
最新週の新規失業保険申請件数(予想24.8万件、前回25.0万件)

【12日】
12月の米消費者物価指数(予想前月比0.2%上昇、前回0.4%上昇)
12月の米消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%上昇)
12月の米小売売上高(予想前月比0.5%増、前回0.8%増)
12月の米小売売上高除自動車(予想前月比0.4%増、前回1.0%増)
11月の米企業在庫(予想前月比0.3%増、前回0.1%減)

日本では
【12日】
12月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想55.1、前回55.1)
12月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想53.5、前回53.8)
11月の国際収支経常収支(予想1兆8361億円の黒字、前回2兆1764億円の黒字)
11月の国際収支-貿易収支(予想2141億円の黒字、前回4302億円の黒字)