今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では、3月の利上げ観測が強まっています。

発表された雇用統計で非農業部門の新規雇用者が
事前予想を上回る増加を示したことで、3月の
米国の利上げを予想する声が強まっています。

欧州では、足元の具体的な利上げは決まっていませんが、
今後発表される経済指標などを睨んで、具体的な
利上げの道が出てくるのではないかとみています。

今週発表される経済指標、あるいは中銀高官の発言で、
具体的な利上げの道を模索する動きが強まるのではないか
と思います。

日本では、長期金利の上昇のスピードを睨みながらの
動きが出てくるのではないでしょうか。

日銀は長期金利の上昇が速すぎることには
注意していますが、将来的には金利の上昇を
模索している展開には変わりはありません。

どのタイミングで、長期金利の上昇を容認していくのかを
見極める動きが続くのではないでしょうか。

欧州では
【5日】
1月の英サービス業PMI(予想54.0、前回54.2)
12月のユーロ圏小売売上高(予想前月比1.0%減、前回1.5%増)

【6日】
12月の独製造業受注(予想前月比0.6%増、前回0.4%減)

【7日】
12月の独鉱工業生産(予想前月比0.7%低下、前回3.4%上昇)

【8日】
1月の英RICS住宅価格(予想5%上昇、前回8%上昇)
12月の独経常収支(予想250億ユーロの黒字、前回254億ユーロの黒字)
12月の独貿易収支(予想205億ユーロの黒字、前回237億ユーロの黒字)
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
英中銀BOE四半期インフレレポート

【9日】
1月のスイス失業率(予想3.4%、前回3.3%)
12月の英鉱工業生産(予想前月比0.9%低下、前回0.4%上昇)
12月の英製造業生産(予想前月比0.3%上昇、前回0.4%上昇)
12月の英貿易収支(予想115.00億ポンドの赤字、前回122.31億ポンドの赤字)

米国では
【5日】
1月の米ISM非製造業景況指数(予想56.5、前回56.0)

【6日】
12月の米貿易収支(予想520.0億ドルの赤字、前回505.0億ドルの赤字)

【7日】
12月の米消費者信用残高(予想200.00億ドル増、前回279.51億ドル増)

【8日】
最新週の米新規失業保険申請件数(予想23.5万件増、前回23.0万件増)

【9日】
12月の米卸売売上高(前回前月比1.5%増)

日本では
【8日】
1月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想53.6、前回53.9)
1月景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想53.6、前回52.7)
12月国際収支-経常収支(予想1兆⑤90億円の黒字、前回1兆3473億円の黒字)
12月国際収支-貿易収支(予想5143億円の黒字、前回1810億円)

【9日】
12月の第3次産業活動指数(予想前月比0.1%上昇、前回1.1%上昇)

その他では
【6日】
豪中銀政策金利発表

【7日】
NZ中銀政策金利発表

【8日】
メキシコ中銀政策金利発表