今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

欧州中央銀行や日銀が金融政策を決める会合を
開くことも注目を集めると思いますが、欧州、
日本ともに金融政策の変更に踏み切ることは
少ないと考えています。

ただ、欧州では先行きの利上げの可能性について、
どのような発言が出てくるのか否か、注目したいと
考えています。

この中、米国では週末に雇用統計の発表があります。

失業率は4.0%と小幅改善、非農業部門の新規雇用増は
19.0万人と、20万人届かない数字が予想されています。

新規雇用は、20万人をどれだけ上回るのか、
あるいは下回るのかが材料になると思います。

欧州では
【5日】
2月の英サービス業PMI(前回53.0)
1月のユーロ圏小売売上高(前回前月比1.1%減)

【6日】
2月のスイス消費者物価指数(前回前年比0.7%上昇)

【8日】
2月の英RICS住宅価格(前回8%上昇)
2月のスイス失業率(前回3.3%)
1月の独製造業受注(前回前月比3.8%増)
欧州中銀金融政策発表

【9日】
1月の独鉱工業生産(前回前月比0.6%減)
1月の独経常収支(前回278億ユーロの黒字)
1月の独貿易収支(前回181億ユーロの黒字)
1月の英鉱工業生産(前回前月比1.3%低下)
1月の英貿易収支(前回135.76億ポンドの赤字)
1月の英製造業生産(前回前月比0.3%上昇)

米国では
【5日】
2月の米ISM非製造業景況指数(予想58.5、前回59.9)

【6日】
1月の米製造業受注指数(前回前月比0.2%低下、前回1.7%上昇)

【7日】
1月の米貿易収支(予想524.0億ドルの赤字、前回531.0億ドルの赤字)
10〜12月期の米非農業部門労働生産性確報(予想前期比年率0.1%低下、前回0.1%低下)
10〜12月期の米単位労働コスト確報(予想前期比年率2.1%上昇、前回2.0%上昇)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
1月の米消費者信用残高(予想100.00億ドル増、前回184.47億ドル増)

【8日】
2月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比2.3%低下)
最新週の新規失業保険申請件数(前回21.0万件)

【9日】
2月の米失業率(予想4.0%、前回4.1%)
2月の米非農業部門雇用者数(予想19.0万人、前回20.0万人)
2月の米平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.3%増)
1月の米卸売売上高(前回前月比1.2%増)

日本では
【8日】
2月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(前回49.9)
2月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(前回52.4)
10〜12月期の2次速報(前回前期比年率0.5%増)
10〜12月期のGDPデフレーター2次速報(前回前年比横ばい)
1月の国際収支経常収支(前回7972億円の黒字)
1月の国際収支貿易収支(前回5389億円の黒字)

【9日】
日銀金融政策決定会合

その他では
【6日】
豪中銀政策金利発表

【7日】
トルコ中銀政策金利発表