トランプ米大統領、巨額対日赤字は「不公平」
トランプ米大統領は10日、ツイッターで、安倍晋三首相と9日に
電話会談した際、日米の通商問題も議論したと明かした上で、
巨額の対日貿易赤字は「不公平で持続的ではない」と不満を
表明しました。
一方、問題解決に向けた取り組みが「うまく行くだろう」と述べ、
改善に自信を示しています。
同大統領は「(米国は)現在、1000億ドルに上る膨大な
(対日)貿易赤字を抱えている」と主張しました。
鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する高関税を23日に
導入することに絡め、赤字削減を求めて対日圧力を
強める恐れがあります。
大統領はまた、ツイッターに「米国を貿易でひどく扱う
欧州連合(EU)が不平を言っている」と投稿し、「EUが
米国製品への不快な障壁と関税を撤廃すれば、米国もやめる。
そうでなければ、米国は欧州車などに税を課す」と書き込みました。