今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では週末6日に雇用統計の発表があります。

失業率は0.1%改善して4.0%となることが
予想されています。

また注目される非農業部門の新規雇用者は、
前月の31.3万人増から18.8万人増が予想されています。

前回の数字は米国の利上げを確認させる数字と
なりました。

今回予想通りなら20万人を割り込むことになりますが、
平均的に見れば、どんな数字となるのかが意識される
のではないかとみられます。

一方、平均時給は全外の前月比0.15増から
0.3%増となることが予想されています。

米雇用の状況は引き続き堅調との見方が増えると思います。

この中、日本では日銀短観が発表されます。

今回は、業況判断DIは小幅悪化することが予想されていますが、
想定の範囲内との見方が出てくると思います。

いずれにしても、日銀短観で金融市場に動揺が
走ることはないと考えています。

日本では
【2日】
日銀短観大企業製造業業況判断DI(予想25、前回26)
日銀短観大企業非製造業業況判断DI(予想24、前回25)
日銀短観大企業設備投資(予想前年比1.0%上昇、前回7.4%上昇)




欧州では
【3日】
2月の独小売売上高指数(予想前月比0.7%上昇、前回1.0%低下)
3月のスイス製造業PMI(予想64.3、前回65.5)
3月の英製造業PMI(予想54.7、前回55.2)

【4日】
3月の英建設業PMI(予想51.0、前回51.4)
2月のユーロ圏失業率(予想3.5%、前回8.6%)
3月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比1.4%上昇、前回1.1%上昇)

【5日】
2月の独製造業受注(予想前月比1.5%増、前回3.9%減)
3月のスイス消費者物価指数(予想前年比0.7%上昇、前回0.6%上昇)
3月の英サービス業PMI(予想54.0、前回54.5)
2月のユーロ圏小売売上高(予想前月比0.6%増、前回0.1%減)
2月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比1.5%上昇、前回1.5%上昇)

【6日】
2月の独鉱工業生産(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%低下)

米国では
【2日】
3月の米ISM製造業景況指数(予想60.0、前回60.8)
2月の米建設支出(予想前月比0.4%増、前回横ばい)

【4日】
3月の米ADP全国雇用者数(予想20.5万人増、前回23.5万人増)
3月の米ISM非製造業景況指数(予想59.0、前回59.5)
2月の米製造業受注指数(予想前月比1.7%上昇、前回1.4%上昇)

【5日】
3月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比4.3%減)
最新週の新規失業保険申請件数(前回21.5万件)
2月の米貿易収支(予想565.0億ドルの赤字、前回566.0億ドルの赤字)

【6日】
3月の米失業率(予想4.0%、前回4.1%)
3月の米非農業部門雇用者数(予想18.9万人、前回31.3万人)
3月の米平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.1%増)
2月の米消費者信用残高(予想157.50億ドル増、前回139.06億ドル増)

その他では
【3日】
豪中銀政策金利発表