今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

各国の足元の経済動向がより鮮明になることで、
今後の金融政策にとって大きな材料になると
みられています。

この中、米国では物価指標の発表があります。

これまでの経済指標で、年内のあと2回の利上げが
確実と思われているだけに、好調な経済指標が継続するのか
否か注目していくものと思われます。

これに対し、欧州では足元の経済指標がさえないことで、
利上げに対する見方に微妙な変化委が出ています。

経済指標がさえないものが続くなら、金融政策の明確な
変更は後ずれするものと思われ、その場合には米欧の
金利差に影響するものと思われます。

金利差で欧州通貨が売られ、ドルが買われる動きが
強まるのではないかと考えています。

日本では
【7日】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3月8〜9日開催分)

【10日】
3月の国際収支経常収支(予想2兆9293億円の黒字、前回2兆760億円の黒字)
3月の国際収支貿易収支(予想1兆①71億円の黒字、前回1887億円の黒字)
4月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想49.1、前回48.9)
4月景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想49.9、前回49.6)

欧州では
【7日】
3月の独製造業受注(予想前月比0.5%増、前回0.3%増)
4月のスイス消費者物価指数(予想前年比0.9%上昇、前回0.8%上昇)

【8日】
4月のスイス失業率(予想2.9%、前回2.9%)
3月の独鉱工業生産(予想前月比0.8%上昇、前回1.6%低下)
3月の独経常収支(予想270億ユーロの黒字、前回207億ユーロの黒字)
3月の独貿易収支(予想225億ユーロの黒字、前回185億ユーロの黒字)

【10日】
4月の英RICS住宅価格(予想1%低下、前回横ばい)
3月の英鉱工業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.1%上昇)
3月の英貿易収支(予想113.50億ポンドの赤字、前回102.03億ポンドの赤字)
3月の英製造業生産(予想前月比0.2%低下、前回0.2%低下)
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
英中銀BOE四半期インフレレポート

米国では
【7日】
3月の米消費者信用残高(予想160.00億ドル増、前回106.01億ドル増)

【9日】
4月の米生産者物価指数(予想前月比0.2%上昇、前回0.3%上昇)
4月の米生産者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.3%上昇)
3月の米卸売売上高(前回前月比1.0%増)

【10日】
4月の米消費者物価指数(予想前月比0.3%上昇、前回0.1%低下)
4月の米消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.2%上昇)
最新週の新規失業保険申請件数(予想21.8万件増、前回21.1万件増

【11日】
4月の米輸入物価指数(予想前月比0.5%増、前回横ばい)
5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報(予想98.3、前回98.8)

その他では
【10日】
NZ中銀政策金利発表