ドル急反落、対円で109円台後半

23日の外国為替市場では、ドルが急反落しました。

トランプ米大統領が、文韓国大統領との快打冒頭で、
6月12日の米朝首脳会談が延期される可能性を指摘したことを
材料に、リスク回避の動きが強まり、ドル売り・円買いが
強まり、109円台後半にドルが急落しました。

円は対ユーロ、対英ポンド、対豪ドルでも上昇しています。

市場では、米朝首脳会談を前に北朝鮮の姿勢が変化したことを
指摘する声がある一方で、階段を有利に進めようとする北朝鮮
戦略との声もあり、今後の米朝政府高官の発言を注目したい向きが
多数派となっています。

とりあえず、これまで米朝首脳会談を巡り楽観論が広がって、
ドル買いが優勢となった文、円の巻き戻しの動きが出ているようです。

ドル円は109.65円前後、ユーロ円が128.55円前後、
英ポンド円が146.35円前後、豪ドル円が82.65円前後で
推移しています。