ドルは対円で113円を回復

18日の外国為替市場では、ドル円相場は
今年1月以来の113円台にドルが上昇しました。

前日、パウエル米FRB議長が議会証言を行い、
今後「数年」にわたり労働市場が堅調を維持し、
インフレ率もFRBの目標である2%近辺で
推移するとの見通しを示しました。

また、FRBは現時点で「段階的なFF金利
引き上げの継続が最も適切と確信している」
と指摘しました。

パウエル議長は、トランプ大統領の関税措置に
対する直接的な批判は避けたましたが、
関税は「絶対的に」間違ったアプローチで、
長期化した場合、米国は「全国でその影響を
実感することになる」との見方を示しました。

こうした発言を受けて、ドルがじりじりと
上昇した流れを受けて、この日の東京市場でも
ドル買いが先行する動きを見せています。

ドル円は113.05円前後で、ユーロ円は131.75円前後で、
英ポンド円は148.20円前後で、豪ドル円は83.40円前後で
推移しています。